蓮華岳〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜岩小屋沢岳〜爺が岳に行かれたJKさんからの投稿です。
参加者: AK・SF・IN・NH・JK(記)
コース: 柏原新道(P)――針ノ木登山口――大沢小屋(泊)――針ノ木雪渓――蓮華岳――針の木小屋(泊)――針の木岳――スバリ岳――赤沢岳――鳴沢岳――新越山荘(泊)――岩小屋沢岳――爺が岳――柏原新道(P)

7/29 梅雨が早く明け、豊橋は連日うだるような暑さ…山行中の天気は良さそう!ワクワクしながら朝6時豊橋出発。柏原新道(P)にお昼少し前に着いた。駐車場は後2〜3台で満車。昼食を済ませ、歩き始め、扇沢駅を横に見ながら、針ノ木岳登山道に入る。数回作業道を横切る。樹林帯に入りなだらかな登りが続く。2時間弱で樹林帯の中にある大沢小屋着。小屋前に百瀬慎太郎の有名な詩の一説が『山を思えば人恋し、人を思えば山恋し』……ロマンチックな気持ちになる。鶯が小屋前の木の枝にとまっていて姿を見ることが出来た。小屋前から眺めた夜空!星が大きく、手の届きそうな近くに見えて感激でした!

7/30 小屋で朝食後出発。一時間程で雪渓取り付き。途中、紫紺のウツボグサが所々に群生していた。アイゼンを着けて、雪渓を登り始める。雪渓の傾斜は見た目より、厳しい……。足元からの冷気が暑さを忘れさせてくれる。見上げると、雪渓は真っ青な空まで続いている「真っ青な 空まで続く 雪渓の 彼方聳える 針ノ木の峰」。1時間半程で雪渓は終りやれやれ……しかしさらに、ジグザク、ジグザグした急登が……ゆっくり、ゆっくり、上がり切った所、きれいな針ノ木小屋の建つ峠であった。「う〜ん……」槍ヶ岳〜奥穂高〜前穂高・表銀座・裏銀座の諸峰が一望!夢心地にさせられる山岳展望である。素晴らしい展望を眺めながらコーヒータイム!!!を取り、蓮華岳へ向かう。

針ノ木小屋の東から蓮華岳への道がはじまる。登山道から針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢・・・と明日縦走する稜線が間近に眺められ、ワクワクしてくる。急登を一登り、傾斜が緩やかになり、コマクサの群生する広い稜線となる。燕岳や北八ヶ岳で見られるような、保護柵が無くて自然のままに、砂礫の中に咲いているコマクサが、なんとも愛おしい…。緩やかな登りが続く。2つほどピークを超えて、1時間半で蓮華岳頂上に着く。大沢小屋で教えてもらった、白花のコマクサが、北葛岳側へ10m程下った所に一株あった。さらに10分程下るとたくさん有ると、教えてもらっていたが「……下って登り返す…のは…厳しい?ね〜」一株で見られたことで良いとして、小屋まで戻ることにした。

7/31小屋で朝食後6時5分前に出発。小屋を出てすぐ急な登り。15分ほど登ったところで、前方に剣の頭が少し見え…やがて雲がながれ、剣の勇姿が目の前に…静かな早朝の山並みの変貌に「雲ながれ 剣の勇姿 目の前に 写る光景 時を忘れて」。いつまでも、いつまでも見ていたい気持ちに………。見上げると、先に行った二人連れの姿が、シルエットになって、とても、いい感じ。やがて自分たちも…立つ姿を想像しながら、ゆっくり、ゆっくり上がる。
針ノ木岳山頂からは、眼下には、高瀬ダムと黒四ダムがエメラルドグリーンの水面を。展望のスケールの大きさに感動!北アルプスのほぼ中央にあることを実感できる。なんと遠くに富士山まで見つけ、展望を堪能できた(小屋出発5分早かったのがラッキー…後から5分遅れで来た人たちはガスがかかっていた)。スバリ岳への下りは険しい岩稜の下り。落石を起こさないように細心の注意をしながら(150m一気に下る)。深く鋭く切れ落ちた薙ぎの縁を、緊張感も味わいながら、何箇所も通過。山々の展望と高山植物を見ながらの楽しさは、本当に胸がときめく。コマクサの咲く砂礫の斜面を登って小スバリを越えスバリ岳到着。これから行く赤沢岳〜鳴沢岳への稜線が美しい弧を描いている。展望はここも素晴らしい!

スバリ岳からは、縦走コース中最大のアップダウンとなる赤沢岳へ。赤沢岳は針ノ木、スバリ岳と違って、端正な三角錐を見せていたが、山頂まで、かなりきつかった。立山、剣の展望に加え眼下に黒部湖が広がり、眺望はいっそう雄大で文句なく素晴らしい。振り返ると、針ノ木は遠くなっていた。この日最後のピーク鳴沢岳へ。針ノ木岳から鳴沢岳まで続いてきた岩尾根が、鳴沢岳を越えるとハイマツとシャクナゲのやさしい道に変り、ハクサンシャクナゲの咲く潅木帯の下にはヨツバシオガマやゴゼンタチバナなどが咲き、楽しい花の道……。新越山荘に着いた時小屋前はガスっていて何も見えなかったが…ガスが取れて目の前に現れた大きな山が蓮華岳であった。

8/1小屋で朝食後出発 小屋から丁度一時間で岩小屋沢岳着。朝の爽やかな展望を満喫し、種池へ。爺が岳から鹿島槍ヶ岳の勇姿がだんだんと近づく。登山道は百花繚乱!のお花畑が続く。種池山荘手前の小さな池のほとりで、シラネアオイをやっと見つけ(新越小屋で、岩小屋沢岳下ってすぐに…と教えてもらったのだが、なかなか出てこなくて)、良かった! そうそう、途中雷鳥の親子に出会いました。母鳥が木に登り子供を監視している姿に感動でした。山荘前で荷物を軽くして、今回の山行、最後のピーク爺が岳へ(南峰)。コーヒータイム…オコジョがチョロチョロ…初めて見ました。動き回っていて、名カメラマンも写真には撮れなかったが、可愛かった!!!柏原新道(P)まで、2時間かけて下山。7つのピーク無事クリアー!4日間、ずっと好天に恵まれ、ゆっくり山行大満足でした。
*今回3つの山小屋全部、労山の割引(各小屋一泊500円引き)が使えました。又大沢小屋に泊まると、針ノ木小屋は、連泊割引で、さらに500円引きでした。すごーく得した気分に…。皆さん山小屋利用の時は、労山会員証をお忘れなく……大いに利用しましょう!
素晴らしい絵と長文の投稿ありがとうございます。秋に向って益々ご活躍下さい。(担当YM)
参加者: AK・SF・IN・NH・JK(記)
コース: 柏原新道(P)――針ノ木登山口――大沢小屋(泊)――針ノ木雪渓――蓮華岳――針の木小屋(泊)――針の木岳――スバリ岳――赤沢岳――鳴沢岳――新越山荘(泊)――岩小屋沢岳――爺が岳――柏原新道(P)

7/29 梅雨が早く明け、豊橋は連日うだるような暑さ…山行中の天気は良さそう!ワクワクしながら朝6時豊橋出発。柏原新道(P)にお昼少し前に着いた。駐車場は後2〜3台で満車。昼食を済ませ、歩き始め、扇沢駅を横に見ながら、針ノ木岳登山道に入る。数回作業道を横切る。樹林帯に入りなだらかな登りが続く。2時間弱で樹林帯の中にある大沢小屋着。小屋前に百瀬慎太郎の有名な詩の一説が『山を思えば人恋し、人を思えば山恋し』……ロマンチックな気持ちになる。鶯が小屋前の木の枝にとまっていて姿を見ることが出来た。小屋前から眺めた夜空!星が大きく、手の届きそうな近くに見えて感激でした!

7/30 小屋で朝食後出発。一時間程で雪渓取り付き。途中、紫紺のウツボグサが所々に群生していた。アイゼンを着けて、雪渓を登り始める。雪渓の傾斜は見た目より、厳しい……。足元からの冷気が暑さを忘れさせてくれる。見上げると、雪渓は真っ青な空まで続いている「真っ青な 空まで続く 雪渓の 彼方聳える 針ノ木の峰」。1時間半程で雪渓は終りやれやれ……しかしさらに、ジグザク、ジグザグした急登が……ゆっくり、ゆっくり、上がり切った所、きれいな針ノ木小屋の建つ峠であった。「う〜ん……」槍ヶ岳〜奥穂高〜前穂高・表銀座・裏銀座の諸峰が一望!夢心地にさせられる山岳展望である。素晴らしい展望を眺めながらコーヒータイム!!!を取り、蓮華岳へ向かう。

針ノ木小屋の東から蓮華岳への道がはじまる。登山道から針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢・・・と明日縦走する稜線が間近に眺められ、ワクワクしてくる。急登を一登り、傾斜が緩やかになり、コマクサの群生する広い稜線となる。燕岳や北八ヶ岳で見られるような、保護柵が無くて自然のままに、砂礫の中に咲いているコマクサが、なんとも愛おしい…。緩やかな登りが続く。2つほどピークを超えて、1時間半で蓮華岳頂上に着く。大沢小屋で教えてもらった、白花のコマクサが、北葛岳側へ10m程下った所に一株あった。さらに10分程下るとたくさん有ると、教えてもらっていたが「……下って登り返す…のは…厳しい?ね〜」一株で見られたことで良いとして、小屋まで戻ることにした。

7/31小屋で朝食後6時5分前に出発。小屋を出てすぐ急な登り。15分ほど登ったところで、前方に剣の頭が少し見え…やがて雲がながれ、剣の勇姿が目の前に…静かな早朝の山並みの変貌に「雲ながれ 剣の勇姿 目の前に 写る光景 時を忘れて」。いつまでも、いつまでも見ていたい気持ちに………。見上げると、先に行った二人連れの姿が、シルエットになって、とても、いい感じ。やがて自分たちも…立つ姿を想像しながら、ゆっくり、ゆっくり上がる。
針ノ木岳山頂からは、眼下には、高瀬ダムと黒四ダムがエメラルドグリーンの水面を。展望のスケールの大きさに感動!北アルプスのほぼ中央にあることを実感できる。なんと遠くに富士山まで見つけ、展望を堪能できた(小屋出発5分早かったのがラッキー…後から5分遅れで来た人たちはガスがかかっていた)。スバリ岳への下りは険しい岩稜の下り。落石を起こさないように細心の注意をしながら(150m一気に下る)。深く鋭く切れ落ちた薙ぎの縁を、緊張感も味わいながら、何箇所も通過。山々の展望と高山植物を見ながらの楽しさは、本当に胸がときめく。コマクサの咲く砂礫の斜面を登って小スバリを越えスバリ岳到着。これから行く赤沢岳〜鳴沢岳への稜線が美しい弧を描いている。展望はここも素晴らしい!

スバリ岳からは、縦走コース中最大のアップダウンとなる赤沢岳へ。赤沢岳は針ノ木、スバリ岳と違って、端正な三角錐を見せていたが、山頂まで、かなりきつかった。立山、剣の展望に加え眼下に黒部湖が広がり、眺望はいっそう雄大で文句なく素晴らしい。振り返ると、針ノ木は遠くなっていた。この日最後のピーク鳴沢岳へ。針ノ木岳から鳴沢岳まで続いてきた岩尾根が、鳴沢岳を越えるとハイマツとシャクナゲのやさしい道に変り、ハクサンシャクナゲの咲く潅木帯の下にはヨツバシオガマやゴゼンタチバナなどが咲き、楽しい花の道……。新越山荘に着いた時小屋前はガスっていて何も見えなかったが…ガスが取れて目の前に現れた大きな山が蓮華岳であった。

8/1小屋で朝食後出発 小屋から丁度一時間で岩小屋沢岳着。朝の爽やかな展望を満喫し、種池へ。爺が岳から鹿島槍ヶ岳の勇姿がだんだんと近づく。登山道は百花繚乱!のお花畑が続く。種池山荘手前の小さな池のほとりで、シラネアオイをやっと見つけ(新越小屋で、岩小屋沢岳下ってすぐに…と教えてもらったのだが、なかなか出てこなくて)、良かった! そうそう、途中雷鳥の親子に出会いました。母鳥が木に登り子供を監視している姿に感動でした。山荘前で荷物を軽くして、今回の山行、最後のピーク爺が岳へ(南峰)。コーヒータイム…オコジョがチョロチョロ…初めて見ました。動き回っていて、名カメラマンも写真には撮れなかったが、可愛かった!!!柏原新道(P)まで、2時間かけて下山。7つのピーク無事クリアー!4日間、ずっと好天に恵まれ、ゆっくり山行大満足でした。
*今回3つの山小屋全部、労山の割引(各小屋一泊500円引き)が使えました。又大沢小屋に泊まると、針ノ木小屋は、連泊割引で、さらに500円引きでした。すごーく得した気分に…。皆さん山小屋利用の時は、労山会員証をお忘れなく……大いに利用しましょう!
素晴らしい絵と長文の投稿ありがとうございます。秋に向って益々ご活躍下さい。(担当YM)
