奥穂高岳 南稜登攀

9月13日〜15日奥穂高岳南稜

南稜は、1912年にW.ウェストンが奥穂高岳へ初登した、超クラッシックルートです。

奥穂南稜のルートグレードは、北鎌尾根、前穂北尾根と同レベルでは有りますが、
踏み跡が薄く、ルートファインディングを必要とし、標高差1000mの急な岩稜が続く厳しいルートです。
また、パーティー内でレベル差が有ると
必要以上にザイルを出さなくては成らなく時間がかかる要因となります。
今回は、クライミングレベル、足も揃っていた為、比較的短時間で稜線に抜ける事ができました。

※ご注意、奥穂高岳南稜は一般登山道ではありません。マークや目印は一切有りません。確実なロープワーク、強靱な体力、経験を要します。



トリコニー1峰のナイフリッジ

早朝出発して、9時半に沢度P
ラッキーな事に足湯Pに一台分駐車できた。
タクシーで上高地まで入山、
一日目は岳沢でテント泊
6〜7人用の為、張る場所を探すのも大変
沢の中に4m四方はある岩を発見(-。-;
その上に張るため、岩の上にある岩を
片づけて場所を確保


取付偵察
雪渓のシュルンドが15m位開いています。
大分手前から左側のザレた岩場へ渡り、シュルンドの中を進みました。





真っ暗な4時半前にテン場を出発、薄明るくなったところで南稜に取付ました。
3級程度の岩場を各自フリーで登り、
クラックの滝でザイルをだしました。
その上のチムニー状の滝もザイルを出し
そこから傾斜の強いルンゼを延々と登ります。

ルンゼは、三叉に別れていて、右側のルンゼを詰めると下部岩壁の下のテラスでドン付き、右へまわりこんで、岩場を一段上がると、嫌らしいトラバースから左側寄りに
垂直に近い草付を這松を掴んで上がりました。





中間部にある、モノリス岩へ直接上がり、
トリコニー1峰まで這松の薮コギのアルバイト。




トリコニー1峰へは、チムニーを登り、
大股で隣のテラスに移る場所があり、
先行パーティーは、カンテからザイルを出していたため、チムニー側から失礼して抜かせて貰いました。




トリコニー1峰〜2峰〜コルまでは、
両側に数100m切れた、ナイフリッジ


傾斜の強い上部岩壁は、ガバのオンパレードで岩も硬く快適にフリーソロ\(^o^)/


主稜線をそのまま行くとヤバイ懸垂下降が待っているため、
手間からクライムダウンと懸垂下降で主稜線を外し、草付きのガリー側から懸垂下降を回避



最後の詰めは、ガレと草付き、急傾斜の
広い斜面を200m程登ると、3140mの南稜に頭に出て終了。標高差1000mの南稜でした。握手と記念撮影をして\(^o^)/


奥穂高岳山頂まで7分程度だが、凄い混みようなので、パス~_~;


涸沢から槍までスッキリ見えます。


吊り尾根も沢山の登山客
前穂高もパスして、重太郎新道を下山しました。
この時間、まだ登ってきます。




上高地へ下山も可能な早い時間にテン場に戻り、
昨日に続き宴会モード
翌日は7時に岳沢を出発して8時30分には上高地でした。渋滞を避けるため温泉は平湯の森に決めて、高山市内で高山ラーメンを食べて、中津川から高速で渋滞なしでした。

天気に恵まれて、最高の日に最高の仲間と
南稜を登れた事に感謝







M.S
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