唐松岳~五竜岳に行って来ました!!

五竜岳山頂にて。

白馬村の八方尾根スキー場からゴンドラ、リフトを乗り継ぎ八方池山荘へ。
まずは、1人1人ビーコンチェック。
緑のランプがついたらOKです。
僕のビーコン、緑がつきました!!
さあ、出発!!

八方尾根は展望の尾根で、このようなケルンが尾根を導いてくれます。
ここは、八方ケルン。後ろは白馬連峰です。

荷物は重いけど、頑張るぞ💪

唐松岳頂上小屋のテン場にテントを貼ってから、唐松岳に。
雄大な立山、剣の展望を楽しみました。

5/4 今日は、五竜岳を目指します。まずは、最初の難関、鎖の牛首を通過。
ここでは、慎重にカラビナをかけて進みました。
本当は、もっと怖いところがあったんですが、
危険な所では写真は撮れませんでした😭
牛首を通過後もしばらく、こんなところが。アイゼンに引っかからないように…
正面が五竜です。

こんなトラバースもあり、緊張の連続でした。

でも大黒岳を抜けると、ハイマツ帯の穏やかな稜線に。

遠見尾根分岐の白岳を越えると、すぐに五竜山荘があり、
そこから五竜へのアタック開始。
真っ青な空が眩しい~

振り返ると、ほら赤い屋根の五竜山荘が小さく見えます。
今日歩いて来た稜線も。

緊張のトラバース、そして今日第2の難関、五竜山頂直下の急登を何とか登り、最後の稜線へ。
鹿島槍ヶ岳も左手に大きく迫ります。

やった!!ついに五竜の頂を踏みました!!
メンバーみんなで握手をして感動を共にしました。

「行きはよいよい(でもないけど)、帰りは怖い」
先ほど、半泣きで(私だけですが・・・)登った急登を上から見るとこんな感じ。
どうやって降りるのよ!?

リーダーの的確な判断で、ザイルを出すことに。
ピッケルを雪中に埋めて支点にする「スタンディングアックスビレー」
50mザイルを出し、ヘッドオンで安全に下降。それでも、怖~い。

一難去ってまた一難。
岩場や雪のトラバースを今日の宿,
五竜のテン場まで慎重に進みます。

5/5 今日も天気いいじゃん。誰のおかげ?
今日は、長い遠見尾根を白馬五竜スキー場
テレキャビン乗り場「アルプス平」まで約1000mの下りです。
さあ、最終日頑張って行くぞ!!

こ~んなところを降りて行きます。
前方左側の雪庇見えますか?

雪庇だけでなく、このようなクラックも。
下を見ると、雪崩の跡のデブリも。
落ち着いて足早に通過します。

五竜をバックに。
さあ、もう少し頑張って行こう(^_-)-☆

高度が下がって来ると、ダケカンバ、ハンノキ、シラビソなどの
樹林も出てきました。
この後、テレキャビンアルプス平駅まで歩き、無事下山しました。
お天気に恵まれ、素晴らしい展望を満喫することができましたが、
積雪期の五竜は厳しさも教えてくれました。
いくつかの反省点も話し合われました。
次へのステップアップに繋げたいと思いました。
M.S
スポンサーサイト